神様のいたずら
「紀代子さん・・・ですか?」

「は、はい・・・。」

「分かりました、紀代子さんですね。」

神乃は、ニコッと笑う。

あれ・・・?どっかで聞いたことあるな・・・。

「・・・っ。」

紀代子は、肩をビクッと動かすと肩を縮めてうつむいた。

「あのっ・・・。一つ・・・きいてもいいですか・・・?」

「何ですか?」

「その・・・チョコちゃんとは、どういう関係で・・・?」

「・・・。」

神乃は、ぼおぜんとした顔で紀代子を見つめる。

「どういう関係って・・・ただのクラスメートですけど?」

そう言って、神乃は首を傾げる。

「あ・・・クラスメート・・・クラスメートですか?」

「はい。」
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