神様のいたずら
神乃は、平然とうなづいた。

「チョ、チョコちゃんと付き合ったりとかは、してないんですよねっ?」

紀代子は、顔を前にだす。

「え・・・?あ、はい。桜井さんとは別にそういうのはないです。」

「な、何でですか!!」

紀代子は、机をたたく。

「えっ?」

神乃は、顔を引く。

「九条さんとか言いましたっけ?九条さんはチョコちゃんのことどう思ってるんですか!?」

「いや、あの・・・。」

「わたしは、そんなの信じません!!」

「ええっ~・・・。」

すると、紀代子は机にドンッと足をのせた。

「わたしは、あなたのような人にチョコちゃんをお嫁にやりたいのですよ。はいっ!!わたしの言ってることがわかりますか!!」

紀代子は、神乃に顔を向ける。
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