神様のいたずら
「あの・・・お姉さん・・・落ち着いて下さい。」

「!!」

紀代子は、目を見開く。

「あ・・・もしかしてわたし・・・。」

紀代子は、表情を固まらせて神乃を見る。

「今・・・予期せぬことを・・・。」

「はい・・・。」

神乃は、ゆっくりうなづいた。

「~・・・!!」

紀代子は、顔を真っ赤にし始めた。

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・!!」

そう言って、紀代子は足を戻して神乃に向かって土下座をした。

「あ、あのっ・・・お姉さん・・・?」

神乃は、少し戸惑いながら紀代子を見つめる。

「ほんとにごめんなさいっ。」
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