神様のいたずら
「え・・・?」

わたしの目の前には、一人の少年がいた。

少年も、わたしと同じように尻もちをついて頭を抑えている。

この人・・・誰だろう・・・。

少年は、わたしの通う制服を着ていた。

見慣れない顔・・・。

わたしは、少年をじっと見つめる。

「おい。」

少年は、声をだす。

ドキッ。

わたしは、顔を赤くする。

「おい、聞こえてんのか?」

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