神様のいたずら

「よし、今日は、何しようかな。」





「♪～♪～♪～。」

わたしは、イヤホンをして鼻歌をしながら外へでかけた。

たまには、こうやってのんびりとお散歩するのも悪くないかも。

わたしは、空を見上げる。

毎日歩く道だけどこうやってのんびりと散歩をしながら音楽を聴くのってなんだか風景が違って見える。

「チョコ。」

わたしは、音楽を聴いていて気づかない。

「チョコってば。」

「え？」

わたしは、肩をたたかれて不意に振り向く。

「く、九条くん！？」

わたしは、目を見開くとイヤホンをはずした。

「ど、どうしたの？」

「いや、チョコの姿が見えたから声をかけてみたんだけど・・・。なんで、そんなに驚いてるの？」