Misaki-Forever

昼食を終えた時、一斗が

「ちょっとトイレ!拓、付き合ってよ」

「あぁ」


2人は席を外し
少し離れた場所にある
トイレの近くまで来た。

一斗はベンチを指差し

「拓、ちょっと良いかな」

「何?」

2人は並んで座った。

「あのさ、実は昨日桃花ちゃんから手紙を貰ったんだ」

「手紙を?」

「美咲には言ってない
それでな、その手紙を読んでもらいたい」

「良いのか?」

一斗は頷き

「桃花ちゃんには悪いけど…読んでくれ」


一斗はジャケットの内ポケットに入れてた手紙を拓に渡した。



拓は、手紙を開き読み始めた。



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