Misaki-Forever

美咲はリビングに通された。

「こっち!」

テーブルには、たくさんの料理が用意されていた。

「ちょっと待ってて」

そう言うと一斗はキッチンから大きなケーキを持ってきた。


「うわぁースゴい!」

「このケーキは俺が予約したやつだからな」

美咲はケーキを眺め

「わっ!メッチャ美味しそうだねー」


「美咲、隣に座って」

一斗はソファーの上にあったクッションをテーブルの前に二つ並べて置いた。


ソファーを背に2人は並んで座りグラスにスパークリングワインを注いだ。

「美咲、今日は一口だけな」

「うん」

2人はグラスを傾けた。


「「メリークリスマス!」」





< 147 / 297 >

この作品をシェア

pagetop