Misaki-Forever

“うわっ!無駄に広いお風呂だなー"


“そっかー!一斗の家は、お金持ちだった…"


置いてあるシャンプー類は見たことないブランド。

あまりの格差に少し落ち込む美咲だったりする。


浴槽に足を伸ばし天井を見つめた。




一斗が続けてお風呂に入り
その間に美咲は家に電話をした。

奈緒の家に泊まると嘘をついた。



風呂上がりの一斗の濡れた髪がセクシーすぎて
美咲は、なぜだか目のやり場に困ってしまう。


「美咲、何か飲む?」

「ううん、要らない」

「じゃ、髮、乾かしてくる」

“泊まるってことは…一緒のベッド?…ヤバイかも…"

一斗が髮を乾かして戻ってきた。

“うわっ!今さらだけど
一斗カッコ良すぎるー"

そんな事考えてる顔は、やっぱりにやけていたようで
一斗は首を傾け美咲を不思議そうに見つめた。


「美咲?…じゃ、寝るか?」


「あっ…うん、そうだね」


「あれ?美咲、何か緊張している?変な想像してたりして」

「はぁ?…そんな訳…」

「アハハ!冗談だよ、部屋に行こうぜ」



一斗は美咲の手を取り二階へ向かった。



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