Misaki-Forever

目の前には向日葵が力強く咲き誇っていた。


美咲は、駆け出し向日葵の迷路に入って行った。



そして気が付くと一斗の 姿が見えなくなってしまった。


「一斗?」

美咲は辺りを見回し一斗を呼んだ。

「一斗!どこ?」

「美咲」

振り向いた先には一斗が微笑み手を差し伸べていた。

「一斗…」

美咲は一斗の手を握り俯いた。

「俺は、どんなに遠くに行っても美咲を思うから
そして必ず会いに来る」

「必ず?」

「うん、今そう決めた」


一斗は美咲を抱きしめキスをした。



「美咲、愛してる」





< 288 / 297 >

この作品をシェア

pagetop