Misaki-Forever

「メニュー係りってなんだよ、全然わかんねぇし」

不満だらけの翔に対し
美咲は嬉しそうにノートを広げて思案中。

「ねぇ、翔、飲み物は何種類用意しようか?」

「は?何種類ってさ、コーヒーだけじゃダメなの?」

翔はペンをクルクル廻して遊び始めた。

「ダメだよ、コーヒー飲めない人だって居るんだし
小さい子供も来るだろうね」

「そうか、意外とめんどくさいな」




< 61 / 297 >

この作品をシェア

pagetop