歌姫の恋物語〜一生の想いを唄にのせて〜
どんなに疲れててもこれだけは
譲れない習慣。
ただのアカペラだけど
この瞬間が1番すっとする。
嫌なことも全部忘れられる。
今日も届いたかな?
届いたことを願いながら部屋に戻ろうとした……けど
「YuuA?」
それはあっさり止められる。
声のした方へと視線を上げると
「…へ?」
「あ、やっぱり。」
え?なんかさっきもあったねこの感じ。デジャヴ?
って、そんなことより、
声のした方向には………
「く、工藤くん!!???」