初恋はカフェ・ラテ色
ゆっくり咀嚼していると、洋輔さんが私の方へ顔を近づけた。近づき過ぎて反射的に顔を引くと、洋輔さんの顔が驚いた顔になった。
「いや?」
「い、いやって……?」
私の目が泳いでしまう。
キスのことを言っているのだと思うけど、突然のことにこんな反応しかできない自分が嫌になる。
「俺とのキス」
「好きっ!」
あー なんて語彙のない私なのっ。
恥ずかしくて洋輔さんの顔が見られず、俯いていると頬に手のひらがあてられ上を向かされた。
「俺も好きだよ」
ふんわりと重なる唇。今日、2度目のキスだった。恥ずかしくて顔を落とすと今度は額に唇があてられた。
「……洋輔さん……いつから……私を好きになってくれたの?」
「出会ったときから好きだったよ」
「それは好きの意味が違うよ」
思わず首を横に振った。
出会ったときから好きだなんてありえないもの。
「いや?」
「い、いやって……?」
私の目が泳いでしまう。
キスのことを言っているのだと思うけど、突然のことにこんな反応しかできない自分が嫌になる。
「俺とのキス」
「好きっ!」
あー なんて語彙のない私なのっ。
恥ずかしくて洋輔さんの顔が見られず、俯いていると頬に手のひらがあてられ上を向かされた。
「俺も好きだよ」
ふんわりと重なる唇。今日、2度目のキスだった。恥ずかしくて顔を落とすと今度は額に唇があてられた。
「……洋輔さん……いつから……私を好きになってくれたの?」
「出会ったときから好きだったよ」
「それは好きの意味が違うよ」
思わず首を横に振った。
出会ったときから好きだなんてありえないもの。