初恋はカフェ・ラテ色
洋輔さんの部屋に行くのはこれで2回目。
部屋に入ると、麦茶を入れるから先に座っているように言われる。
ソファには座らずにローテーブルの前に座り、手持ち無沙汰で室内を見ていると、麦茶の入ったコップが置かれる。
洋輔さんは紙袋からランチボックスを出して、蓋を開けてから私の前に置いた。
サンドイッチとミートソースパスタ、サラダの入ったランチボックスだった。別の箱にはクリームブリュレがある。
「おいしそう!」
「よかった。食べて」
長い脚をあぐらで並んで座る洋輔さんは私に食べるように勧めると自分も食べ始める。
勤務時間中にマンションへ来て食事をするなんて初めてで、洋輔さんの彼女になったんだと実感する。
でも、このシチュエーションに緊張もしている。
私の心臓の音が洋輔さんに聞こえちゃいそう……。
ふたりだけの時間……至福の食事が終わると、洋輔さんが背もたれに使っていたソファに座る。
それから私に腕を伸ばし引き寄せた。
洋輔さんに背後から抱きしめられた形で、食べている間ようやく治まった心臓がアップテンポなリズムを刻み始める。
部屋に入ると、麦茶を入れるから先に座っているように言われる。
ソファには座らずにローテーブルの前に座り、手持ち無沙汰で室内を見ていると、麦茶の入ったコップが置かれる。
洋輔さんは紙袋からランチボックスを出して、蓋を開けてから私の前に置いた。
サンドイッチとミートソースパスタ、サラダの入ったランチボックスだった。別の箱にはクリームブリュレがある。
「おいしそう!」
「よかった。食べて」
長い脚をあぐらで並んで座る洋輔さんは私に食べるように勧めると自分も食べ始める。
勤務時間中にマンションへ来て食事をするなんて初めてで、洋輔さんの彼女になったんだと実感する。
でも、このシチュエーションに緊張もしている。
私の心臓の音が洋輔さんに聞こえちゃいそう……。
ふたりだけの時間……至福の食事が終わると、洋輔さんが背もたれに使っていたソファに座る。
それから私に腕を伸ばし引き寄せた。
洋輔さんに背後から抱きしめられた形で、食べている間ようやく治まった心臓がアップテンポなリズムを刻み始める。