初恋はカフェ・ラテ色
「洋輔さん、神田さんがお呼びです」
奈々さんが洋輔さんを呼びに来た。神田さんというのは、近くに住むおじいさんで洋輔さんの作るコーヒーのファン。オープン時からの常連さんだ。
洋輔さんはひとりで飲んでいる神田さんの元へ向かった。
「心春ちゃん、洋輔さんと上手くいって良かったね」
「はいっ!」
にっこり笑みを浮かべる。
「ホント、幸せそう」
「幸せすぎて今も思うんです。夢なんじゃないのかなって」
「大丈夫。夢じゃないから」
奈々さんは笑って太鼓判を押してくれた。奈々さんが離れた後、ふと先ほど食べたドルチェのことを考える。
お菓子のこと勉強して、洋輔さんの手助けが出来たらいいな。
将来、洋輔さんと結婚出来たらいいなと思っている。それは14歳で一目ぼれをした時から変わらない夢。
いつか白いタキシードに身を包んだ洋輔さんと美しいウエディングドレス姿の私を夢見てしまう。
そうだ! ふと頭に浮かんだアイデア。これは絶対に実行したい!
私はスマホであることを検索し始めた。
奈々さんが洋輔さんを呼びに来た。神田さんというのは、近くに住むおじいさんで洋輔さんの作るコーヒーのファン。オープン時からの常連さんだ。
洋輔さんはひとりで飲んでいる神田さんの元へ向かった。
「心春ちゃん、洋輔さんと上手くいって良かったね」
「はいっ!」
にっこり笑みを浮かべる。
「ホント、幸せそう」
「幸せすぎて今も思うんです。夢なんじゃないのかなって」
「大丈夫。夢じゃないから」
奈々さんは笑って太鼓判を押してくれた。奈々さんが離れた後、ふと先ほど食べたドルチェのことを考える。
お菓子のこと勉強して、洋輔さんの手助けが出来たらいいな。
将来、洋輔さんと結婚出来たらいいなと思っている。それは14歳で一目ぼれをした時から変わらない夢。
いつか白いタキシードに身を包んだ洋輔さんと美しいウエディングドレス姿の私を夢見てしまう。
そうだ! ふと頭に浮かんだアイデア。これは絶対に実行したい!
私はスマホであることを検索し始めた。