初恋はカフェ・ラテ色
見ていたメニューを洋輔さんに取り上げられ、テーブルの隅にたてかけられてしまった。
「もう注文済ませたから」
女将さんがお茶を運んできた。
「洋輔さんが女の子を連れているなんて珍しいわね」
「彼女に松さんの美味しい寿司を食べさせたかったんですよ」
「まあ! 洋輔さんの彼女だったの! お嬢さん、イイ男捕まえたねぇ」
女将さんはあけっぴろげな性格のようで、私に満面の笑みを向けてくれる。その笑顔に調子に乗ってしまった私は大きく返事をした。
「はいっ!」
「あらっ、素直なイイ子だねぇ。気に入ったよ! あとでお手製の白玉あんみつ持って来てあげるからね」
別のテーブルから声がかかり、女将さんはお辞儀をしてから離れて行った。
「女将さんって、すごいエネルギー。太陽みたいな人だね」
「ああ。元気良く接してもらうとこっちも元気が出るだろう? いつも女将さんの接客を勉強させてもらっているんだよ」
少ししてお寿司ののった飯台が運ばれてきた。
「もう注文済ませたから」
女将さんがお茶を運んできた。
「洋輔さんが女の子を連れているなんて珍しいわね」
「彼女に松さんの美味しい寿司を食べさせたかったんですよ」
「まあ! 洋輔さんの彼女だったの! お嬢さん、イイ男捕まえたねぇ」
女将さんはあけっぴろげな性格のようで、私に満面の笑みを向けてくれる。その笑顔に調子に乗ってしまった私は大きく返事をした。
「はいっ!」
「あらっ、素直なイイ子だねぇ。気に入ったよ! あとでお手製の白玉あんみつ持って来てあげるからね」
別のテーブルから声がかかり、女将さんはお辞儀をしてから離れて行った。
「女将さんって、すごいエネルギー。太陽みたいな人だね」
「ああ。元気良く接してもらうとこっちも元気が出るだろう? いつも女将さんの接客を勉強させてもらっているんだよ」
少ししてお寿司ののった飯台が運ばれてきた。