初恋はカフェ・ラテ色
「心春ちゃん、ケーキごちそうさま。お友達はケーキ焼くの上手なのね」
「よ、喜んでもらえて友達も喜びます」
「オーナー、あとで食べてみてくださいね。美味しかったので」
作業が一段落した洋輔さんに奈々さんが伝えてくれる。皆には悪いけれど、本当に食べてほしいのは洋輔さん。
「それは楽しみだな」
「あとで感想くださいね。友達に言っておくから」
嘘で心苦しいけれど、洋輔さんの感想が欲しくて言っていた。
少しして片頭痛が酷くならないうちに帰ることにした。
店が終わったら電話すると、洋輔さんは約束してくれ私は店をあとにした。
翌日の日曜日、遅い朝食を食べ終わったころ、お店に出ていたお母さんが忙しそうに入ってきた。
「あ、ちょうど良かったわ。心春、冷たい麦茶をお客様に出してくれない?」
「すぐに持ってく」
「あ、それと麦茶沸かしといてね」
「はーい」
お母さんが忙しそうに出て行く。
台所へ行って冷蔵庫から1リットルの冷茶ポットと、紙コップを持って店に向かう。
「よ、喜んでもらえて友達も喜びます」
「オーナー、あとで食べてみてくださいね。美味しかったので」
作業が一段落した洋輔さんに奈々さんが伝えてくれる。皆には悪いけれど、本当に食べてほしいのは洋輔さん。
「それは楽しみだな」
「あとで感想くださいね。友達に言っておくから」
嘘で心苦しいけれど、洋輔さんの感想が欲しくて言っていた。
少しして片頭痛が酷くならないうちに帰ることにした。
店が終わったら電話すると、洋輔さんは約束してくれ私は店をあとにした。
翌日の日曜日、遅い朝食を食べ終わったころ、お店に出ていたお母さんが忙しそうに入ってきた。
「あ、ちょうど良かったわ。心春、冷たい麦茶をお客様に出してくれない?」
「すぐに持ってく」
「あ、それと麦茶沸かしといてね」
「はーい」
お母さんが忙しそうに出て行く。
台所へ行って冷蔵庫から1リットルの冷茶ポットと、紙コップを持って店に向かう。