初恋はカフェ・ラテ色
それから私の目の前に温かいカフェ・ラテが出された。
模様は笑っているクマ。
それを見て気持ちがほっこり和らぎ、顔が自然と笑顔になった。
「よかった。機嫌直った?」
「機嫌って……悪いわけじゃなくて……私ってあやされる幼稚園児みたい……」
「幼稚園児か……いや、幼稚園児じゃないよ。心春は俺の大事な恋人だから」
「洋輔さん……」
洋輔さんの甘い言葉と、笑っているクマで気持ちが本当に癒された。
心からの笑顔が出る。
洋輔さんはそれがわかったのか、頷いて微笑んだ。
ずっと座っていて腰が疲れていた。背筋を伸ばして、そっと腕時計を見る。
18時を回っている。
腰もつかれるはずだよね。ここへ来てから4時間は経っている。
洋輔さんの仕事の邪魔にならないようにいつもなら帰る頃なんだけど、今日の私は全くそんな気にならない。
でも、もうコーヒーや食事ももう一口も入らない状態で、このままここにいるのもと考えている。
模様は笑っているクマ。
それを見て気持ちがほっこり和らぎ、顔が自然と笑顔になった。
「よかった。機嫌直った?」
「機嫌って……悪いわけじゃなくて……私ってあやされる幼稚園児みたい……」
「幼稚園児か……いや、幼稚園児じゃないよ。心春は俺の大事な恋人だから」
「洋輔さん……」
洋輔さんの甘い言葉と、笑っているクマで気持ちが本当に癒された。
心からの笑顔が出る。
洋輔さんはそれがわかったのか、頷いて微笑んだ。
ずっと座っていて腰が疲れていた。背筋を伸ばして、そっと腕時計を見る。
18時を回っている。
腰もつかれるはずだよね。ここへ来てから4時間は経っている。
洋輔さんの仕事の邪魔にならないようにいつもなら帰る頃なんだけど、今日の私は全くそんな気にならない。
でも、もうコーヒーや食事ももう一口も入らない状態で、このままここにいるのもと考えている。