初恋はカフェ・ラテ色
大人への階段
め、目の毒っ!? どういう意味? 色気がない脚なんか目障りで? それともありえないけどそそられる感じ? いろんな意味に考えられるけれど、おそらく見たくないからなのかも。
ガクッと肩を落とし、カフェラテを勢いよく口にしてその熱さにびっくりする。
「あつっ!」
唇から口の中、はたまた食道へたまらなく熱いカフェラテが通っていき、飛び上がりそうになった。
最初の一口はクリーム層で熱くなかったせいだ。
その下は熱いことを知っているのに。
私……めちゃくちゃ動揺しちゃってる。
「大丈夫か!?」
テーブルの上のティッシュを数枚抜き取って渡してくれる。それから水を持って来てくれた。
「ご、ごめんなさい。思ったより熱くて……」
はぁ~ 私、なにドジってるんだろう。ふたりきりの大事な時間を。こんな機会、ないのに……。
ティッシュで口元を拭いながら自己嫌悪に陥る。
「気をつけて」
「……はい」
お水を飲んでやっと落ち着いたけれど、洋輔さんを面と向かって見ることが出来なかった。
ガクッと肩を落とし、カフェラテを勢いよく口にしてその熱さにびっくりする。
「あつっ!」
唇から口の中、はたまた食道へたまらなく熱いカフェラテが通っていき、飛び上がりそうになった。
最初の一口はクリーム層で熱くなかったせいだ。
その下は熱いことを知っているのに。
私……めちゃくちゃ動揺しちゃってる。
「大丈夫か!?」
テーブルの上のティッシュを数枚抜き取って渡してくれる。それから水を持って来てくれた。
「ご、ごめんなさい。思ったより熱くて……」
はぁ~ 私、なにドジってるんだろう。ふたりきりの大事な時間を。こんな機会、ないのに……。
ティッシュで口元を拭いながら自己嫌悪に陥る。
「気をつけて」
「……はい」
お水を飲んでやっと落ち着いたけれど、洋輔さんを面と向かって見ることが出来なかった。