初恋はカフェ・ラテ色
「そろそろ食事に行こうか」
「あっ! 私っ……」
どのくらい眠っていた? せっかくふたりきりなのに眠っちゃうなんてなんてバカなのっ。
ずるずると身体を起こそうとすると、薄い布団が掛けられていることに気づく。
「ご、ごめんなさいっ!」
今何時なのだろうとキョロキョロと時計を探す。
「もうすぐ21時になるよ」
時計を見つける前にやんわり笑いながら洋輔さんは教えてくれる。
「そんなに寝ちゃってたなんてっ。起こしてくれれば良かったのに」
寝顔を見られてしまったのも恥ずかしく、今は若干パニックに陥っている。
そんな状態だから薄い布団をガバッとめくっても、ワイシャツの裾がお腹の辺りまで持ち上がっていることに気づかず、洋輔さんが息を呑んだのを見て自分がどんな状態なのかわかった。
「きゃっ!」
レモン色のショーツが丸見えになって、慌ててワイシャツを下ろす。
「限界だから、寝室で早くワンピースを着てきて。店に行こう。圭一が料理を作ってくれているから」
訳のわからない言葉を呟くように言ってから、洋輔さんは私から離れた。
「あっ! 私っ……」
どのくらい眠っていた? せっかくふたりきりなのに眠っちゃうなんてなんてバカなのっ。
ずるずると身体を起こそうとすると、薄い布団が掛けられていることに気づく。
「ご、ごめんなさいっ!」
今何時なのだろうとキョロキョロと時計を探す。
「もうすぐ21時になるよ」
時計を見つける前にやんわり笑いながら洋輔さんは教えてくれる。
「そんなに寝ちゃってたなんてっ。起こしてくれれば良かったのに」
寝顔を見られてしまったのも恥ずかしく、今は若干パニックに陥っている。
そんな状態だから薄い布団をガバッとめくっても、ワイシャツの裾がお腹の辺りまで持ち上がっていることに気づかず、洋輔さんが息を呑んだのを見て自分がどんな状態なのかわかった。
「きゃっ!」
レモン色のショーツが丸見えになって、慌ててワイシャツを下ろす。
「限界だから、寝室で早くワンピースを着てきて。店に行こう。圭一が料理を作ってくれているから」
訳のわからない言葉を呟くように言ってから、洋輔さんは私から離れた。