初恋はカフェ・ラテ色
「いらっしゃいませ。心春さん」
「こんばんは。アイスのウインナーコーヒーください」
疲れているのか甘い飲み物が飲みたくなった。ウインナーコーヒーは生クリームがたっぷり乗っている。それにカフェラテを作ってもらうのは洋輔さん限定だから。
「かしこまりました」
進藤さんは丁寧に返事をすると、作り始めてくれる。
洋輔さんがいると言う厨房の方が気になって入口に視線を向けた。
「オーナーがいなくて残念だな」
左側からの太一の声に振り向く。
「お客さまなんだから『いらっしゃいませ』でしょ。じきに出てくると思うからいいの」
「まったくストーカーかよ」
それだけ言うと仕事中の太一はお客様の元へ去っていく。
やっぱり太一から見ても私ってストーカーみたいなんだ。
ちょっと落ち込み肩を落とすと、目の前に生クリームがたっぷりのった冷たそうなウインナーコーヒーが置かれた。
スプーンで生クリームをすくって口の中へパクリ。ほどよい甘さの生クリームが口の中に広がっていく。
「こんばんは。アイスのウインナーコーヒーください」
疲れているのか甘い飲み物が飲みたくなった。ウインナーコーヒーは生クリームがたっぷり乗っている。それにカフェラテを作ってもらうのは洋輔さん限定だから。
「かしこまりました」
進藤さんは丁寧に返事をすると、作り始めてくれる。
洋輔さんがいると言う厨房の方が気になって入口に視線を向けた。
「オーナーがいなくて残念だな」
左側からの太一の声に振り向く。
「お客さまなんだから『いらっしゃいませ』でしょ。じきに出てくると思うからいいの」
「まったくストーカーかよ」
それだけ言うと仕事中の太一はお客様の元へ去っていく。
やっぱり太一から見ても私ってストーカーみたいなんだ。
ちょっと落ち込み肩を落とすと、目の前に生クリームがたっぷりのった冷たそうなウインナーコーヒーが置かれた。
スプーンで生クリームをすくって口の中へパクリ。ほどよい甘さの生クリームが口の中に広がっていく。