初恋はカフェ・ラテ色
「順平さんっ! 見てください。あんなにお猿さんがいます!」
お天気が良いから猿山にたくさんの猿がいる。でも暑いみたいで、日陰にいたりする。
それは人間と同じでおかしくなって、クスッと笑みを漏らした。
日曜日で家族連れが多く目立つ。
私たちはぶらぶらと歩きながら動物を見て歩いていた。
隣にいるのが洋輔さんだったらな……最高にハッピーな日なのに。でも、土曜日に遠出が出来るだ。その日を思うと嬉しくて無意識に顔が緩んでくる。
「楽しいっすか?」
「えっ?」
土曜日のことを考えていると、ふいに現実に戻される。
「心春ちゃん、笑っていたから」
「えっ!? あ、それは……その……う、ん。楽しいです」
普通に楽しい。洋輔さんだったらもっともっとずーっと楽しいのだろうけれど。
「よかったっす。俺、口下手だから会話も下手で。こんなに可愛い女の子と歩くのも初めてだし」
照れたような笑みを浮かべ、照れ隠しするように指先で鼻を触る。
お天気が良いから猿山にたくさんの猿がいる。でも暑いみたいで、日陰にいたりする。
それは人間と同じでおかしくなって、クスッと笑みを漏らした。
日曜日で家族連れが多く目立つ。
私たちはぶらぶらと歩きながら動物を見て歩いていた。
隣にいるのが洋輔さんだったらな……最高にハッピーな日なのに。でも、土曜日に遠出が出来るだ。その日を思うと嬉しくて無意識に顔が緩んでくる。
「楽しいっすか?」
「えっ?」
土曜日のことを考えていると、ふいに現実に戻される。
「心春ちゃん、笑っていたから」
「えっ!? あ、それは……その……う、ん。楽しいです」
普通に楽しい。洋輔さんだったらもっともっとずーっと楽しいのだろうけれど。
「よかったっす。俺、口下手だから会話も下手で。こんなに可愛い女の子と歩くのも初めてだし」
照れたような笑みを浮かべ、照れ隠しするように指先で鼻を触る。