初恋はカフェ・ラテ色
私の事情
洋輔さんのカフェがオープンすると、私の日課は学校帰りに立ち寄ることだった。
最初の頃は1ヶ月に1度のペースで。
3ヶ月経つと、2週間に1回。
高校生の時はアルバイトが禁止の学校だったから、親からもらうお小遣いはほとんど洋輔さんのカフェで終わる。
私からお金はもらえないからすべて無料と言われたけれど、そんなことされたら来るに来られなくなる。
好きなカフェラテ代は払うから、時々おやつを出してもらうということで納得してもらった。
おやつだったら、今ダイエット中だからと断ることも簡単だからと考えた。
大学生になるとコンビニでアルバイトして自由になるお金が多くなり、カフェに訪れる間隔は週3回ぐらいに。
幼稚園で働き始めた最近では毎日訪れていた。
だからお父さんに毎日遅いと小言を言われてしまうのだ。お母さんとはなんでも話す仲だから、私が洋輔さんが好きなことも知っているし、カフェに通っていることも話している。
相手にされない娘を可哀想に思いながらも、そんな私たちの関係を内心喜んでいるみたいに時々思うことがある。
最初の頃は1ヶ月に1度のペースで。
3ヶ月経つと、2週間に1回。
高校生の時はアルバイトが禁止の学校だったから、親からもらうお小遣いはほとんど洋輔さんのカフェで終わる。
私からお金はもらえないからすべて無料と言われたけれど、そんなことされたら来るに来られなくなる。
好きなカフェラテ代は払うから、時々おやつを出してもらうということで納得してもらった。
おやつだったら、今ダイエット中だからと断ることも簡単だからと考えた。
大学生になるとコンビニでアルバイトして自由になるお金が多くなり、カフェに訪れる間隔は週3回ぐらいに。
幼稚園で働き始めた最近では毎日訪れていた。
だからお父さんに毎日遅いと小言を言われてしまうのだ。お母さんとはなんでも話す仲だから、私が洋輔さんが好きなことも知っているし、カフェに通っていることも話している。
相手にされない娘を可哀想に思いながらも、そんな私たちの関係を内心喜んでいるみたいに時々思うことがある。