夜に見た太陽

学校に向かって歩きだした。
俺は今高級マンションに1人で暮らしている。

しかも、最上階に!!

夜になると窓の外が綺麗なんだよね〜
雪乃ちゃんといずれ見たいもんだ。

多分一生見せれないと思うけど……

「あっ⁉︎」

女の子がこちらに倒れてきたから、反射的に助けていた。

「おっと。大丈夫?」

「あっだ、大丈夫です」

そう言って慌てて俺から離れて言った。
そしてうちの学校の方に走っていた。

ネクタイの色が赤だった。
1年かなぁ?

あんな子初めて見るなぁ〜
髪が茶色でパッチリの目
細くてちっちゃい
まるでお人形見たいだ。

何組なんだろ??

まっ俺には関係ねー事
俺には雪乃ちゃんがいるしな笑笑

それからチャイムと同時にクラスに入った。

アレ?

俺の隣に誰もいない席
遅刻かなぁ?
って思ってたら
先生が入ってきた。

ガラ

「今日からお前らの仲間なる人がいる………入れ」


少し間を置き言った。

「はい」


と、女の可愛い声を聞いて俺のクラスの男子はザワザワしだした。


そして女の子が入って来た。

「あっ⁉︎」

俺が間抜けな声を出し女の子を見つめている。

女の子はまだ俺に気付いてないようだ。

「七瀬薫っていーますぅ〜よろしくお願いします」

と、簡単に七瀬が自己紹介をした。

「じゃ席はあそこ」

俺の隣を指指された。




< 21 / 97 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop