夜に見た太陽
「待ってろ」
こんな目で見つめられたら頷くしか出来ないじゃん。
コクリと、やっぱり頷いた。
ニヤリと、ゆうちゃんが笑った。
そして、ゆうちゃんが救急箱を持ってきた。
「足だして」
コクリと頷く
「いったー」
「当たり前だろ?」
と、言われ笑われた。
やっぱさぁ〜また、ゆうちゃんに会えて嬉しいよ。
絶対ゆうちゃんは、もう戻って来ない………分かってるけど今だけゆうちゃんの代わりになって。
ゆうちゃんは、やっぱ優しくて物凄くお人好し
昔からだよ。
昔の事を考えてると涙が出た。
ポロリと大粒の涙が………
ゆうちゃんが笑いながら上目使いしていたのを、直ぐに鋭い目をし………
「そんなに痛いのか?」
と、聞かれた。
うちは、突然の事で思わず頷いていた。
「じゃなんで………」
言葉を遮って言った。
「なんでもないから」
と、言った。
少し戸惑いながらも……
それからゆうちゃんは何も言わなかった。
優しいから詳しくは聞かないんだね?
ゆうちゃんの事でなのに笑笑