夜に見た太陽
________30分後_______
「出来た」
ゆうちゃんが呟やいてカルボナーラのパスタをリビングのテーブルの方に置いた。
一口食べた。
「うわっ美味し」
一口食べたら超絶する程美味しかった。
うちは、毎日作ってるのにきっとうちより上手い、きっと店に出せるよぉ〜
「ありがと」
それからあっと言う間に食べ終わった。
「お腹いっぱい」
「だなぁ〜」
いっぱいおかわりしたし、絶対太った。
沈黙が続いた。
最初に沈黙を破ったのはぁ〜…………
「気晴らしに外いかね??」
ゆうちゃんだった。
うちは、コクと頷いていた。
それから、玄関に向かい昨日履いて来たローファーに足を入れる。
それから、ドアを開けた。
「じゃ行くか」
コクと頷いた。
てか、何処行くんだろ?
歩いて20分ぐらい経った
うちらが来た場所は、うちらが通っていた幼稚園だった。
「あっ三浦先生まだいらっしゃたんですか?」
ちょっと老けたようにも見える。
「雪乃ちゃん………あらこちらは彼氏かしらぁ?」
「ち、ちが………」
「違いますよ僕の事お忘れですか?」
あっさり違うって言われたらこんなうちも傷つくよぉ〜
「こんなかっこいい知り合い居たかしらぁ〜?」
「中山優雅っすよ」
一瞬三浦先生の顔が強張った気がしたが直ぐ元の顔に戻った。