夜に見た太陽

「確かあんたのお母さん私のお父様の場所で秘書としても働いてらっしゃいましたよね?」

うちは、頷いた。

「あんたのお母さんをクビにすることも出来るのよぉー?」

それは、嫌だ。

さっきのは誤解だ。
ゆうちゃんのバカ

「手出しな」

「え?」

と、思って今度は真木の後ろにいる取り巻きに手を支えられ手を出し目は、誰かの手で塞がれている状態だ。


チクッ

一瞬だったけど少し痛かった。


コソコソ話し声も聞こえる。
内容は……

「流石にさ覚せい剤はヤバくない?」

「そんな事ないわよ。真木ちゃんとこいつにはそんな事ゆーなよ?」

「うん……けどさ3年C組金八先生でも覚せい剤の奴やってたけどやばそうじゃん」

「あれは演技」

と、笑い声も聞こえる。

「ふー」

やっと真木の声が聞こえた。
「ドラッグ…………」

第一声聞こえた言葉はそれだった。


え………………………?


意味が分からない

前は、シンナーを無理矢理すわされたけど今回は…………………


ドラッグ………………


意味が…………分からない…………よ

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