夜に見た太陽
真木達だった。
なんか泣いている?
そこには、保健の先生もいた。
担任の姿も‼︎
なんでいるの?
真木達は、うちを鋭い視線で睨んでいる。
「ご、うっ……うっ……ごめんなさい」
と、後ろに居る取り巻きが言った。
それから徐々に言っていった。
残り……
真木……
「ごめんなさい」
と、一言だけ言った。
頭には??マークがある。
「あのなんで謝ったの?」
みんな唖然とうちを見ていた。
「いじめてたろ?」
ゆうちゃんが言った。
いじめてた。
そう。
そうだけど………
「え?うちいじめられてないよぉ〜」
ママやお兄ちゃんを心配させたくない。
うちがいじめられてたって言うと真木達が退学になっちゃうしね………
そうなるのが怖くて凄く恐ろしい。
「ほ、ほらね。私達虐めてませんよ〜」
だけどなんか目から水がボロボロと零れるの。
本当は、そう虐められていた。
真木達を上回ってるこのしょぱい水
「我慢すんな。今回だけは我儘言えよ」
うちは、小刻みに首を縦に振った。
「うち怖かった。いつも平然としてたけどやっぱり怖かったんだよぉ〜ゆうちゃん」