夜に見た太陽

これを、ゆうちゃんに聞いて欲しい思いを込め口をまたたく間に開き話しだす。
泣き声で‼︎

「虐めは、やっぱ何歳になっても耐えられないよぉ〜。教科書にイタズラ書きや机にも椅子に虫置かれたり……そぉ言うのまだ正直慣れないよぉ〜…うっ……うっ」

ゆうちゃんがこっちにやってきた。

それから1言

「胸借りたい時合ったら言えよいつまでも貸してやっからよー……ゆーきのちゃん」

お兄ちゃんと同じ言葉だ。

うちは、コクと頷いて胸を貸してもらった。

けどやっぱお兄ちゃんよりゆうちゃんの方が落ちづくよぉ〜


バタバタバタバタ

ガラ

「雪乃ー?」

「うっ……うっ……」

ふと、後ろを向いたらそこにいたのは…

「お兄ちゃん」

だった。

「お前誰だ?」

「貴方様には関係ありません」

なんかお兄ちゃんとゆうちゃんの前に火鉢がバチバチと見える。

気のせいだろうか?


「うっ…うっ…」

知らない内に、先生や真木達がちゃかり居なくなってるしさ




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