夜に見た太陽

「じゃあもううち帰るね?」

「お、おうバイバイ」

と、優馬がうちに手を振りながら言っている。

うちもバイバイといい、後にした。

「本当にそんな事思ってるのか?」

その時は、そんな事を誰かが言ってるの気づかなかった。


玄関に向かった。

下駄箱の前で上履きとローファーを履き替え学校の校門にお兄ちゃんがいたからお兄ちゃんの方に向かい走った。

「ごめん。待たせた?」

「別に今来た所」

絶対嘘

だよね?

「行こうか」

コクと頷く。

お兄ちゃんの後ろを歩く
念の為病院って……お兄ちゃんちょー心配症じゃん

暫く歩いたら……病院じゃない所に着いた。

なんかホテル見たいな所

「え?……ここ」

何故か声が震える。
ホテルの中に手を引かれるように入った。

うちまだ未成年だよ。
てかお兄ちゃんとやるとかやだよ。

何故か少し涙ぐむ。

「どれがいい?」

いろんなホテルの画像を見せられた。
1つ1つ部屋が違うんだぁ〜……ってそうじゃなくてぇ〜こんなのやだよ

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