夜に見た太陽
お母さんと、お兄ちゃんが優しくなった。
お友達になろうと言われたり……
なんか皆には普通の事でもうちに取って普通じゃないんだよねー
そんな些細な事で嬉しいなんて馬鹿だね
「本当ぉ〜?」
峯川悟君が言った。
少し上目遣いで‼︎
うちは、首を縦に振った。
「忘れられてなくて良かったぁ〜」
と、とびきりの笑顔を見せられた。
「……………」
うちが少し微笑んだ。
固ッ
峯川悟君が固まっている。
何故だろう?
「い、今雪乃っち笑ったぁ?」
「え??」
笑った?
うちが?
なんのために?
うちが笑う訳ないのに笑ったのか??
可笑しい話しだ。
その時間が過ぎ少し経ち家にゆうちゃんと帰っていった。
手を繋いで仲良く恋人として帰って行った。
みんなが見ているけど……気にしないうち達
けどたまにゆうちゃんが寂しそうな顔をする時があるのだ。
それは、彼女のうちも分からない事なのだ。