夜に見た太陽

3日目
「ふぁ〜」

うちの上にはタオルケットが敷かれていた。

ゆうちゃん?

ゆうちゃんがいない?

「雪乃ちゃんおはよ」

「 ゆうちゃんおはよ」
と、言って布団から出た。

「ちょっとシャワー浴びてくるね」
「お、おう」

「覗かないでね」

ゆうちゃんは、そんな人じゃないのに何故か意地悪の笑みを浮かべそう言ってみた。


「……最後だし一緒に入る?」

意地悪してみた。

「えっ…………いーの」

「プッハ冗談よ」

思わず吹き出してしまった。

………………………………………………



そしてなん分か経ち風呂から出た。

タオルを頭にやった。
ガシガシガシガシ

「ゆうちゃん。美味しそーな匂いする」

え⁉︎

「ゆうちゃん料理出来るの?」

「当たり前だ」

と、笑って言ったゆうちゃん。

「早く食べろよ」

うちは、こくりと頷いた。

パク

このハンバーグにく汁たっぷりで美味しい。

このサラダも
この海老フライも〜

様々あってどれもうちの舌が満足していた。




< 77 / 97 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop