夜に見た太陽
夢〜大きな過去〜
この時は、まだ3歳だった。


「雪乃ちゃんー」

「もーなーに?優ちゃん」

うちは、中山優雅に呼び止めらてふと後ろを振り向いて見た。

「アレぇ〜?優ちゃん?」

何処か探していると段々神隠しでもあったのかなぁ?って思って段々目に涙を溜めていた。

「うっ優ちゃんぅえっ……んっ」

ギュ

誰かに抱きしめられた。
「だえ?」

泣き声で声が変になる。
後ろから抱きしめられたから顔が見えない。

「雪乃ちゃん」

聞き慣れた声
声だけでも分かる
うちの友達の…



「優ちゃん」

だから。


「なーに泣いてんの?」

「…………」

泣いてないしっていつものように何故か言えない。
何故だろう?


「雪乃ちゃん」
うちが後ろを向いたら………

「んっ……」

子供同士の唇と唇が触れるか触れないかぐらいの簡単のキスをした。

これがうちの初めてのキス
ファーストキス

顔が赤くなり、心臓の鼓動がやけに早くなりとにかく今ヤバイ状態

「雪乃ちゃんもしかして初?僕もだけど」

と笑っている。

もう一度後ろを振り向くと優雅も顔が赤くなってるのに気付いた。

「うわっ見るんじゃねーよ」

と、言って直ぐに顔を逸らした。

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