甘い甘い誘惑
更に、

「口にプリンついてる。
取ってあげるね。」

と言って、顔を近づけて、いきなり私の
唇を舐めてきた。


「優里の唇、甘いね。」

「っちょっちょと、な、…。」

突然の事に、要の胸を両手で、押す。


「ただ、プリン、取ってあげただけだよ。」

と、言いながら、要は、片方の手で、後頭部を
もう片方の手で、腰を持って、私のを、
要の方へ強く引き寄せる。


押し返そうとしてもびくともしなかった。


そのまま、キスをしてくる。
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