一途な彼は俺様モンスター
私は棚の上にあるペットボトルの水を2本取り、とりあえず足元の床に置いた…


この部屋はあんまり来ないから、久しぶりに来るとなんだか新鮮だな〜

小さいけどワインセラーがあるし、昔使ってた食器とかもある…それと……ん?


部屋中を見渡していると、ある物に目が止まった。

それは大きな布で覆われた、白いボックスのような物。

そこまで大きくはないが、なんとなくそれに違和感を覚えた。



これは何だろう…?


かぶさっている、きれいな布を取ってみ
ると…




これって…冷蔵庫?


布で覆われていたボックスは、どうやら業務用の冷蔵庫みたいだった。

横からはコンセントの線が出ていたし、そのボックス自体から、冷蔵庫に電源が入っているあの特有の音がした。




こんな冷蔵庫も、家にあったんだ〜

これ業務用だよね?

扉が手前に引くタイプじゃなくて、上に開くタイプだもんね。



何気なく、その冷蔵庫を開けてみる。





冷蔵庫を開けると、ヒヤッとした冷たい冷気が出てきた。



これ冷蔵庫じゃなくて、冷凍庫だ…
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