一途な彼は俺様モンスター
記憶がなくたって、関係ないんだ…
私が空翔さんを好きになってく気持ちは、止められないんだよ……
「またサボりですかー?」
っ!!!
すると突然、私のいるベットのカーテンを空翔さんが開けた。
思わず叫びそうになったが、とっさに我慢した。
「ななな、なんでいるんですか!?ってゆうか、誰か入ってきた音なんかした!!?」
何も聞こえなかったけど…!
「ドアからなんか入ってきてねえよ。壁から抜けてきたんだ…」
「そうですか…」
空翔さんは、私のいるベットの上にドカっと腰をおろした。
手には、缶コーヒーと紅茶を持っている。
「…ん」
「え…」
持っている紅茶の方の缶を、私に差し出す空翔さん。
「あ、私にですか?ってゆうか、ジュースを2本も買えるお金持ってたんですか?」
さっき財布ないから、お金貸してって言ったくせに。
「ちょうどバネが起きたから、財布もらって買ったんだよ」
「…本当ですか?」
なんか嘘臭い。
「バネから財布もらうことなんかいつでも出来たけど…あの女共から離れたかったからお前に話しかけたんだ…」
!
あの女の子たちから、離れるために…?
「そう、ですか…」
うまく返せない。
こういう時、なんて言ったらかわいいんだろ…
カチ…
缶コーヒーの蓋を開け、グビグビと飲み始める空翔さん。
「ここは飲食厳禁ですよ。先生が戻ってきたら怒られると思います」
「大丈夫だよ。つーか、当分戻ってこねえだろ」
「…どうしてわかるんですか?」
「さっき人気のない教室で、保健の先生と男がいちゃついてんの見たから」
「えっっっ!」
嘘!
「誰誰!?保健の先生と誰?」
「男はジャージ着て、メガネだった。女は白衣着てたし、すぐ保健の先生だってわかったけど…男はわかんねえな。俺今日この学校来たばっかだし。つーか急に元気になんなよ、噂好きのおばちゃんかお前は」
私が空翔さんを好きになってく気持ちは、止められないんだよ……
「またサボりですかー?」
っ!!!
すると突然、私のいるベットのカーテンを空翔さんが開けた。
思わず叫びそうになったが、とっさに我慢した。
「ななな、なんでいるんですか!?ってゆうか、誰か入ってきた音なんかした!!?」
何も聞こえなかったけど…!
「ドアからなんか入ってきてねえよ。壁から抜けてきたんだ…」
「そうですか…」
空翔さんは、私のいるベットの上にドカっと腰をおろした。
手には、缶コーヒーと紅茶を持っている。
「…ん」
「え…」
持っている紅茶の方の缶を、私に差し出す空翔さん。
「あ、私にですか?ってゆうか、ジュースを2本も買えるお金持ってたんですか?」
さっき財布ないから、お金貸してって言ったくせに。
「ちょうどバネが起きたから、財布もらって買ったんだよ」
「…本当ですか?」
なんか嘘臭い。
「バネから財布もらうことなんかいつでも出来たけど…あの女共から離れたかったからお前に話しかけたんだ…」
!
あの女の子たちから、離れるために…?
「そう、ですか…」
うまく返せない。
こういう時、なんて言ったらかわいいんだろ…
カチ…
缶コーヒーの蓋を開け、グビグビと飲み始める空翔さん。
「ここは飲食厳禁ですよ。先生が戻ってきたら怒られると思います」
「大丈夫だよ。つーか、当分戻ってこねえだろ」
「…どうしてわかるんですか?」
「さっき人気のない教室で、保健の先生と男がいちゃついてんの見たから」
「えっっっ!」
嘘!
「誰誰!?保健の先生と誰?」
「男はジャージ着て、メガネだった。女は白衣着てたし、すぐ保健の先生だってわかったけど…男はわかんねえな。俺今日この学校来たばっかだし。つーか急に元気になんなよ、噂好きのおばちゃんかお前は」