一途な彼は俺様モンスター
「う…」
誰がうわさ好きのおばちゃんよ!
この学校の生徒なら、そんなこと言われたら誰だって気になるでしょ!
でも、メガネかけた先生って誰だろう…
学校嫌いだったから、先生のこと全然知らないや(笑)
よく授業サボって保健室に来てたから、保健の先生は知ってたけど。
「っと…」
どさっ
「・・・・」
缶コーヒーを私に預け、ベットに寝転がり腕を頭の後ろにまわす空翔さん。
「…バネちゃんは?」
「昼飯買いに行かせてる」
「今日は学校はお昼まででだから、昼食はないですよ?」
「いいじゃん。屋上行って、バネと3人で食おうぜ」
「…!」
屋上?
「屋上は立ち入り禁止なんです…だからドアに鍵がかけてあるし」
「大丈夫。俺が飛んで連れてってやるよ」
「え?」
空翔さんの翼で飛んで…?
「俺たちだけの秘密」
そう言って子供みたいに微笑む空翔さんを見て、今日一番胸が高鳴った。
この瞬間が、すっごく幸せ…
これってやっぱり…そういうことなの・・・・?
「それは“恋"よ。間違いない!」
その夜
私は夜な夜な真由子さんの部屋を訪ね、空翔さんに抱き始めた自分の気持ちを相談した。
「やっぱりそうですかね?」
「そうよ!好きな人と一緒にいるだけで、ドキドキするもんなのよね~」
懐かしむように言う真由子さん。
出会って間もない楓雅さんとの思い出を、思い出しているように見えた。
「…で、何をそんなに悩んでるの?」
「あ、えっと…」
少し迷ったが、正直に真由子さんに打ち明けることにした。
誰がうわさ好きのおばちゃんよ!
この学校の生徒なら、そんなこと言われたら誰だって気になるでしょ!
でも、メガネかけた先生って誰だろう…
学校嫌いだったから、先生のこと全然知らないや(笑)
よく授業サボって保健室に来てたから、保健の先生は知ってたけど。
「っと…」
どさっ
「・・・・」
缶コーヒーを私に預け、ベットに寝転がり腕を頭の後ろにまわす空翔さん。
「…バネちゃんは?」
「昼飯買いに行かせてる」
「今日は学校はお昼まででだから、昼食はないですよ?」
「いいじゃん。屋上行って、バネと3人で食おうぜ」
「…!」
屋上?
「屋上は立ち入り禁止なんです…だからドアに鍵がかけてあるし」
「大丈夫。俺が飛んで連れてってやるよ」
「え?」
空翔さんの翼で飛んで…?
「俺たちだけの秘密」
そう言って子供みたいに微笑む空翔さんを見て、今日一番胸が高鳴った。
この瞬間が、すっごく幸せ…
これってやっぱり…そういうことなの・・・・?
「それは“恋"よ。間違いない!」
その夜
私は夜な夜な真由子さんの部屋を訪ね、空翔さんに抱き始めた自分の気持ちを相談した。
「やっぱりそうですかね?」
「そうよ!好きな人と一緒にいるだけで、ドキドキするもんなのよね~」
懐かしむように言う真由子さん。
出会って間もない楓雅さんとの思い出を、思い出しているように見えた。
「…で、何をそんなに悩んでるの?」
「あ、えっと…」
少し迷ったが、正直に真由子さんに打ち明けることにした。