一途な彼は俺様モンスター
私はそんなことを、密かに望んでいた…
空翔さんと私に、なにか複雑な過去があったにせよ…
私たちが心のどこかで想い合えているのなら、自然に触れ合える気がするの。
私はそうだと信じてる…
「あれ?つっても今日は、午前中で学校終わりだろ?」
「!」
自分の世界に入っていたら、空翔さんが冷静に言った。
「あれ…?そーでしたっけ?」
「ああ。お前聞いてなかったのかよ…」
「あ、ハハハ」
はい、聞いてませんでした。
「だから、弁当作っても意味なくね?」
「ハッ!」
ガーン…!!!!
そっか…
今日はお昼は学校で食べないんだ…
い、いやでもっ
「昨日だって午前中終わりだったけど、バネちゃんと3人でお昼食べたじゃないですかっ!だから今日だって、3人で食べましょうよ!」
そうだよ!
また屋上で、3人でのほほんと食べればいいじゃん♪
「あ、ごめん。俺今日は午後一から仕事」
ガーーーン…!
うそ…
私の心は崩れ落ち、テンションは一気に落ちていった。
せっかくのラブラブ作戦が、水の泡…
私のバカ。
今日は午前中までの授業だってことも気づかず、
おまけに空翔さんが仕事だなんて…
お弁当作るなら、せめて空翔さんに今日のスケジュール聞いてからにするんだった。
ちょっと驚かせたかったのもあるけど、詰めが甘かったな…
「ま、それでも関係ねえか…仕事に弁当持ってけばいいわけだしな」
!
そう言って、ちょっと嬉しそうに笑い、リビングへ行く空翔さん。
「そ、そうですね!じゃあ、お弁当箱に詰めますね♪」
私のテンションは、一気に上がった。
やっぱりお弁当作って良かった♥
私って…すごく単純…
「え?残業?」
テーブルに並べられた夕食を前に、電話をする私。
空翔さんと私に、なにか複雑な過去があったにせよ…
私たちが心のどこかで想い合えているのなら、自然に触れ合える気がするの。
私はそうだと信じてる…
「あれ?つっても今日は、午前中で学校終わりだろ?」
「!」
自分の世界に入っていたら、空翔さんが冷静に言った。
「あれ…?そーでしたっけ?」
「ああ。お前聞いてなかったのかよ…」
「あ、ハハハ」
はい、聞いてませんでした。
「だから、弁当作っても意味なくね?」
「ハッ!」
ガーン…!!!!
そっか…
今日はお昼は学校で食べないんだ…
い、いやでもっ
「昨日だって午前中終わりだったけど、バネちゃんと3人でお昼食べたじゃないですかっ!だから今日だって、3人で食べましょうよ!」
そうだよ!
また屋上で、3人でのほほんと食べればいいじゃん♪
「あ、ごめん。俺今日は午後一から仕事」
ガーーーン…!
うそ…
私の心は崩れ落ち、テンションは一気に落ちていった。
せっかくのラブラブ作戦が、水の泡…
私のバカ。
今日は午前中までの授業だってことも気づかず、
おまけに空翔さんが仕事だなんて…
お弁当作るなら、せめて空翔さんに今日のスケジュール聞いてからにするんだった。
ちょっと驚かせたかったのもあるけど、詰めが甘かったな…
「ま、それでも関係ねえか…仕事に弁当持ってけばいいわけだしな」
!
そう言って、ちょっと嬉しそうに笑い、リビングへ行く空翔さん。
「そ、そうですね!じゃあ、お弁当箱に詰めますね♪」
私のテンションは、一気に上がった。
やっぱりお弁当作って良かった♥
私って…すごく単純…
「え?残業?」
テーブルに並べられた夕食を前に、電話をする私。