一途な彼は俺様モンスター
私より年上なのは明らかだけど…

まだ20代前半くらいにしか見えない…

19とかでも、びっくりはしないし…

いってて23?とか…??




「お前、俺達のこと信用してねーな?」

「え゛………(汗)」


ジロリと私を見つめる、その男の人。


私の考えてたことが、言わなくても伝わったみたい…




「ま、信用できなくて当然か。でもこれだけはハッキリ言っとくけど、俺達はお前の味方だ。落ち着いたら、全部教えるから今は休め」

「……!」


男の人の手が、スッとこっちに伸びてくる。

そして…





「いい忘れてたけど…俺の名前は空翔(つばさ)。よろしく」





そう言って優しく笑い、空翔さんは私の頭をポンと撫でた。


その笑顔は、とても悪い人には見えなかったし…

不覚にも、その行為にドキッとしてしまった…




この日から、

私の新しい生活が始まった…


私とヴァンパイアの…

甘い生活が……
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