一途な彼は俺様モンスター
新生活

自分の役割

チュンチュン…



…ん?


翌朝

外から聞こえてくる鳥の鳴く声で、目が覚めた私。


あれから空翔さんと少し話して、私そのまま寝ちゃったんだ…

なんか、すごく熟睡できたかも。

体も頭もスッキリしてる…


窓側に向けていた体を、反対側に寝返りを打とうとした時…



あれ?


背中に何かが当たり、寝返りが打てない…





「………っ!!!!」


不思議に思いながら体を起こしてみると、私の隣には空翔さんが、スヤスヤ眠っていた。




「い…イヤ…………イヤーーーーーーーーーっっっっ!!!!!」


早朝だということを忘れ、私は大声をあげる。



「……ぁ?んだよ、どうした?」




私の声で、寝ていた空翔さんが目を覚ました…




「ななな、なんでここで寝てるんですかっ!!!?」
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