一途な彼は俺様モンスター
「その椅子に座って〜」
「はい」
真由子さんから、指定された椅子に座る私。
なんだか落ち着かなくて、キョロキョロと部屋の中を見てしまう。
「ハハ…珍しいものばっかりあるでしょ?」
!
そんな私を見て、真由子さんが笑う。
「はい(汗)家にこんな機械があるのが、不思議で…」
「私の両親も医者でね、この機械は昔使ってたものを、私がもらったのよ」
「…空翔さんから昨日聞いたんですけど・・真由子さんは、空翔さんたちの専属の医者なんですか?」
「そうよ。ちゃんと外でも医者として働いて、楓雅たちになにかあった時は、私が診てあげてるの」
「へえ…」
「私…まだ大学に通ってる時に、楓雅と知り合ったんだけど。まあ、知り合ったっていうか、あいつが声かけてきたんだけどね(汗)急に『俺のパートナーになって♡』なんて、わけ分かんないこと言われたから、最初は危ない人かと思ったわよ」
「ハハハ」
そりゃあ、そう思って当然だよね(笑)
「それでよくよく聞いたら、あいつはヴァンパイアだってことがわかった。ヴァンパイアは、成人すると人間のパートナーを探して、血を分けてもらいながら生きていかなくちゃならないってことを聞かされた」
「はい」
真由子さんから、指定された椅子に座る私。
なんだか落ち着かなくて、キョロキョロと部屋の中を見てしまう。
「ハハ…珍しいものばっかりあるでしょ?」
!
そんな私を見て、真由子さんが笑う。
「はい(汗)家にこんな機械があるのが、不思議で…」
「私の両親も医者でね、この機械は昔使ってたものを、私がもらったのよ」
「…空翔さんから昨日聞いたんですけど・・真由子さんは、空翔さんたちの専属の医者なんですか?」
「そうよ。ちゃんと外でも医者として働いて、楓雅たちになにかあった時は、私が診てあげてるの」
「へえ…」
「私…まだ大学に通ってる時に、楓雅と知り合ったんだけど。まあ、知り合ったっていうか、あいつが声かけてきたんだけどね(汗)急に『俺のパートナーになって♡』なんて、わけ分かんないこと言われたから、最初は危ない人かと思ったわよ」
「ハハハ」
そりゃあ、そう思って当然だよね(笑)
「それでよくよく聞いたら、あいつはヴァンパイアだってことがわかった。ヴァンパイアは、成人すると人間のパートナーを探して、血を分けてもらいながら生きていかなくちゃならないってことを聞かされた」