一途な彼は俺様モンスター

空翔クラス

ん…?

なんか辺りが明るい……


翌日の朝。

眩しくて、自然と目が覚めた私。



「…………ひっ」


目を開けると、空翔さんのどアップが飛び込んで来た。

空翔さんはもう起きていて、私を真顔で見ている…




「……あ、空翔さん…」

「……はよ」

「…おはよう…ございます……」


私…昨日、あのままソファーで寝ちゃったんだ……

しかも、空翔さんも一緒に!?




「ご、ごめんなさい!ソファー半分取っちゃって…」

「それより、朝の血くれ」

「………へ?………っ!」


空翔さんはかばっと起き上がり、私に覆いかぶさって、首筋に顔を埋める。



こ、こんな体制って……

絶対おかしい!


ソファーの上で、バタバタともがいていると…



「……!」


リビングのドアから、真由子さんと楓雅さんの姿が!
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