金恋~カネコイ~

「あのさー、腹減ったんだけど?」


朝から何も食べていないせいで
俺の腹は、空っぽだ。


「私もお腹が空きましたわッ!」

 
         くれッ!  
「「何か作って⇒          」」
         くださいなッ!



「「ハァ~?」」



・・・見事なハモりっぷり⌒+。
もしかして、俺ら2人とも料理できねぇのかよ!?


それは、ないだろーーーー!


飯ィィィいいいいいいイイい!

「お前さー?
お嬢様だから、料理ぐらい楽勝だろ?」


「そういう決め付け方はいけませんのよ?
だいたい、今は殿方でも作れる時代ではありませんことッ?」


「お前が作れよ!」


「あなたが作ればいいじゃないッ!」











< 31 / 67 >

この作品をシェア

pagetop