金恋~カネコイ~
money Iove③
――次の日。
「ん~ッ♪
いいお天気ですわよッ。
いい加減に起きたらどうですの?」
・・・元に戻ってる。
目を覚ますと
割烹着(カッポウギ)を着こなした夢子が居た。
「・・・昨日のこと覚えてないのかよ?」
「はい?何のことですのッ?」
あ゙~?
完ぺきに記憶消えてんのか!?
「あれだけ、すごいことしておいて♪」
「ッ!?
な、何か私しましたか?」
「え?それさえも覚えてないのか?
あぁあ~♪」
夢子の顔が紅潮していく・・・。
きっとやましいことでも考えているんだろうな?(笑)