愛しい君~イジワル御曹司は派遣秘書を貪りたい~
12、婚姻届の提出に必要な書類は?
高倉が連絡してきたホテルは、偶然にも今日の納会の会場だった。
お昼休みに会社を抜け出して、タクシーでここまで来たけど正直言ってこのまま逃げ出したい。
私これからどうなるんだろう。
私がオフィスを出る時、珍しく誰もいなかった。
また片山くんたちは早めのランチに行ったのだろうか。
ホテルのエレベーターに乗って指定された部屋に向かう。
1306号室の前に着くと、ふーっと息を吐いた。
ブザーを鳴らすと、高倉がドアを開ける。
「逃げずに来たのは誉めてやろう」
蛇男がニタニタ笑う。
相変わらず気持ち悪い。
とぐろ巻いてる蛇みたいだ。
「それで、ソフトは持ってきたのか?」
「持ってくる訳ないでしょう!あんたに渡したら絶対悪用される」
お昼休みに会社を抜け出して、タクシーでここまで来たけど正直言ってこのまま逃げ出したい。
私これからどうなるんだろう。
私がオフィスを出る時、珍しく誰もいなかった。
また片山くんたちは早めのランチに行ったのだろうか。
ホテルのエレベーターに乗って指定された部屋に向かう。
1306号室の前に着くと、ふーっと息を吐いた。
ブザーを鳴らすと、高倉がドアを開ける。
「逃げずに来たのは誉めてやろう」
蛇男がニタニタ笑う。
相変わらず気持ち悪い。
とぐろ巻いてる蛇みたいだ。
「それで、ソフトは持ってきたのか?」
「持ってくる訳ないでしょう!あんたに渡したら絶対悪用される」