愛しい君~イジワル御曹司は派遣秘書を貪りたい~
「瑠璃、誉はずっとお前を守ってたんだ。お前があのまま早瀬の家を出なければ、きっと式の当日に誉が現れてお前をさらっただろう」
「じゃあ、私が有栖川の子会社に派遣が決まったのも、誉の仕業なの?」
「そういうこと」
「いつから計画してたの?」
「きっかけは、瑠璃が小さい頃、信号無視して飛び出そうとした時かな。俺が守らなきゃって思った。アメリカにいる時にいろいろと計画して、日本に戻ってきた。誠二には反対されたけどね」
「誉は命がけで瑠璃を守るよ、俺が保証する。誉はなんだかんだ言ってもお前にぞっこんなんだよ」
兄が面白そうにクスクス笑う。
「ぞっこんで悪かったな。お前の子供が生まれたら、瑠璃と一緒にお祝いに行くから」
誉が私の肩に手を置いた。
「じゃあ、私が有栖川の子会社に派遣が決まったのも、誉の仕業なの?」
「そういうこと」
「いつから計画してたの?」
「きっかけは、瑠璃が小さい頃、信号無視して飛び出そうとした時かな。俺が守らなきゃって思った。アメリカにいる時にいろいろと計画して、日本に戻ってきた。誠二には反対されたけどね」
「誉は命がけで瑠璃を守るよ、俺が保証する。誉はなんだかんだ言ってもお前にぞっこんなんだよ」
兄が面白そうにクスクス笑う。
「ぞっこんで悪かったな。お前の子供が生まれたら、瑠璃と一緒にお祝いに行くから」
誉が私の肩に手を置いた。