愛しい君~イジワル御曹司は派遣秘書を貪りたい~
「何言ってんのよ!」

 私が誉の胸を拳で叩くと、萌ちゃんが突然叫んだ。

「あっ、瑠璃さん、私があげたプレゼント早速お役に立てそうです!」

「・・・・」 

 萌ちゃん、一体何をくれたの?

 すごーく嫌な予感がする。

 ちょっと天然の萌ちゃんにこの場で確認したかったけど、誉に余計にからかわれそうなのでじっと我慢した。 
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