愛しい君~イジワル御曹司は派遣秘書を貪りたい~
 忘れてた!

 でも、絶対誉と一緒に開けちゃいけない気がする。

 萌ちゃん、とんでもない爆弾残していったな。

「あれは家に帰ったら開けるよ」

「2人でって後輩は言ってたじゃないか。開けよう」

 誉が嬉しそうにスタスタとベッドルームに向かう。

「ちょっと、待ちなさいよ!今開けちゃだめ」

 私も誉を追ってベッドルームに入ると、ベッドの上に萌ちゃんのくれたプレゼントがあった。

 うわー、最悪。

 私は頭を抱えた。

 そのプレゼントを手に取って、誉が私に手渡す。

 しぶしぶ受け取って、リボンをゆっくり外して中を開けた。

「何これ・・・・」

 中に入ってたのはピンクのベビードールとそれに合わせたブラとショーツだった。
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