愛しい君~イジワル御曹司は派遣秘書を貪りたい~
15、私の名前を呼んで下さい
年明け早々に開かれた臨時株主総会で会長兼社長と専務の解任が決まった。
来週から誉のはとこにあたる分家の恭介さんという人が代表取締役社長に就任するらしい。
誉とも仲がよく、人格者でかなりのやり手。
その恭介さんが今、ここ海外企画室に来ている。
会長でさえ入れなかったのに、彼はやはり誉に信用されているのか誉自ら連れてきた。
一ノ瀬くんが無線の説明をしている。
私は専門的な事はよくわからないが、彼の実験では通信速度も今の倍で、場所に関係なくすぐに携帯などがつながるらしい。
「へえ、すでに事実上の4Gの世界だな。来年はもっと上のレベルいけるんじゃないか」
恭介さんが感嘆の声を出しながら、一ノ瀬くんの頭をゴシゴシする。
来週から誉のはとこにあたる分家の恭介さんという人が代表取締役社長に就任するらしい。
誉とも仲がよく、人格者でかなりのやり手。
その恭介さんが今、ここ海外企画室に来ている。
会長でさえ入れなかったのに、彼はやはり誉に信用されているのか誉自ら連れてきた。
一ノ瀬くんが無線の説明をしている。
私は専門的な事はよくわからないが、彼の実験では通信速度も今の倍で、場所に関係なくすぐに携帯などがつながるらしい。
「へえ、すでに事実上の4Gの世界だな。来年はもっと上のレベルいけるんじゃないか」
恭介さんが感嘆の声を出しながら、一ノ瀬くんの頭をゴシゴシする。