愛しい君~イジワル御曹司は派遣秘書を貪りたい~
そもそもこの海外企画室、悪い噂ばかりでどんな人間が所属してるのかいまだに謎だ。
所属社員を見かけたものは皆無。
噂ではハゲやデブのセクハラオヤジを集めたゴミ溜めとか、何とか。
私の辞令が出た時お局は、私をみてほくそ笑んだ。
きっとお局が人事部長をそそのかしたに違いない。
「あれ、ひょっとして今日から来ることになってる秘書さん?」
こちらに近づいてくる靴の音がして顔をあげると、そこには天使のように微笑する青年が立っていた。
私より年下かな?
お局がいたら絶対溺愛しそう。
セクハラ対策用の瓶底メガネをかけたまま私は営業スマイルで挨拶する。
「本日付けで配属になりました、早瀬瑠璃です。よろしくお願いします」
所属社員を見かけたものは皆無。
噂ではハゲやデブのセクハラオヤジを集めたゴミ溜めとか、何とか。
私の辞令が出た時お局は、私をみてほくそ笑んだ。
きっとお局が人事部長をそそのかしたに違いない。
「あれ、ひょっとして今日から来ることになってる秘書さん?」
こちらに近づいてくる靴の音がして顔をあげると、そこには天使のように微笑する青年が立っていた。
私より年下かな?
お局がいたら絶対溺愛しそう。
セクハラ対策用の瓶底メガネをかけたまま私は営業スマイルで挨拶する。
「本日付けで配属になりました、早瀬瑠璃です。よろしくお願いします」