愛しい君~イジワル御曹司は派遣秘書を貪りたい~
「・・・誉」

「瑠璃の事を忘れる訳ないだろう。どんな変装してても必ずわかるよ」

 それに、どこにいても必ず見つける。

 真摯な瞳で告げると、誉は顔を近づけてそっと口付けした。

 昔はいつも額にしてたのに・・・・。

 初めてのキスは甘くて優しい感触。

 そのキスは甘い媚薬。

 私はこの世で一番美しい悪魔に再び捕まった。
< 27 / 181 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop